おはようございます。
12月21日、今日は何の日でしょうか?
実は数学の世界では、12月21日は「円周率の日」として知られています。
この数学雑学について、詳しく記事内で見てみましょう!
目次
12月21日は円周率の日
「円周率の日」と聞いて思い浮かべるのはいつでしょう?
一般的には3月14日ではないでしょうか?
この日は、言わずもがな円周率の近似値に由来します。
\pi=3.1415926535~\cdots
数学検定協会が3月14日を「$~\pi~$の日」として定めています。
また、雑学に精通している人なら次に7月22日を思い浮かべると思います。
こちらは、紀元前3世紀のギリシャ数学者アルキメデスが$~\pi~$を次の分数に近似したことに由来します。
\frac{22}{7}=3.142857142857~\cdots
彼は円に内接する正多角形と外接する正多角形の周の長さによって、円周の長さを求めました。
7月22日を円周率の日としているのは、ヨーロッパ地域に多いです。
そして、12月21日に絡んでくるのは、5世紀の中国の数学者祖沖之による$~\pi~$の近似分数。
\frac{355}{113}=3.1415929~\cdots
アルキメデスと同じ手法を、正24576角形まで行うことでこの分数を出しました。
1月1日から数えて12月21日は355日目なので、第三の円周率の日(「中国円周率の日」)として知られています。
ちなみにですが、うるう年の場合は12月20日が円周率の日となるので注意しましょう。
今年もあと10日。
有意義に暮らしたいものです。
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